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「生誕120年 藤田嗣治展」
 先週の水曜日は京都国立近代美術館で「生誕120年 藤田嗣治展」を鑑賞
しました。諸事情により書くのが遅くなりましたが、感想を書きます。
この展覧会は京都では7月23日(日)まで開催され、そのあと8月3日(木)から
10月9日(月・祝)まで広島県立美術館へ巡回します。いま詳しい内容や批評を
読みたくないという人はここから下は読まないでください。



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本展は「エコール・ド・パリ時代」「中南米そして日本へ」「ふたたびパリへ」の
3つの時代区分による展示構成になっている。
藤田は東京美術学校を卒業後、1913(大正2)年、26歳の時に憧れのパリ
の地を踏んだ。この時から「エコール・ド・パリ時代」が始まる。パリでは
キュビズムやアンリ・ルソーの影響を受け、またモディリアニなどとの出会いも
ありつつ、独自の画風を追求していくことになる。パリに渡って初めて独自の
絵が描けたと喜んだと言われている「巴里城門」の絵をはじめとした初期の
風景画には、地味な色彩で素朴さが伝わる。その後、特に顔に独特のデフォルメ
を施した人物画を経て、一躍パリ画壇の寵児となるに至った「乳白色の肌」を
持つ一連の裸婦の作品が描かれた。これらの作品にはしばしば猫がそばに
描かれ、また背景も花柄など細密に描かれ、優雅さを醸し出している。

その後、1930年代に入り藤田は中南米への旅に出る。ここからそれまでの
乳白色の肌と繊細な線を基調とした画風に変わって、スタンダードな油絵を
追求することになる。それに加えて色も濃密で鮮やかな色を使うようになり、
中南米の熱気がムンムンとしてくる。その後帰国した藤田は「日本的なもの」
を追求するようになる。自分のアトリエも日本風のインテリアにするほど徹底的
である。ここまで画風や視線が変わってしまうととまどいを感じる人もいたのか、
日本の画壇は藤田にとっては居心地のよい場所ではなかったようだ。まあ
藤田の視点や考え方はともかく、この時期の藤田の作品はますます写実的に
なり、私には再びパリへ戻って画風の成熟を達成する大きな要因となった時期で
であると思う。

そして、パリに戻ってからの藤田は繊細な線描を復活させ、それに写実性を
加味した極めて完成度の高い作品を描いている。この時期に重要な題材となった
子ども、そしてキリスト教など、複雑な構図でしかもこれだけの写実性をバランス
よく保っているのは、私にとっては驚くしかない。さらにこの時期の藤田は、日常的な
小物にまで絵画作品と同様の子どもの絵を描き、裁縫までこなしているのだから
これまた驚きである。住み慣れたパリに戻り、充実した生活を送ったことが伺える。

藤田の最後にして最大の仕事であった、ノートル=ダム・ド・ラ・ペ礼拝堂。絵画
だけでなく空間デザインも藤田が手がけたという。現地に行ってみたいものである。
それにしても最後にこういう大仕事を成し遂げた藤田の画家としての生涯は、
大変充実したものだったのだろうと改めて感じた。
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by imymegallery | 2006-06-26 21:49 | 展覧会の感想
6/25(日) 大阪、アートクラフト・ストリート出店予定 
お知らせが遅くなりました。イベント参加予定です。
6/25(日) 12:00~18:00 アートクラフト・ストリート(大阪市・OCAT)詳細
です。ご来場をお待ちしております。
(なお都合により予告無く出店を中止することがあります。あらかじめご了承ください)
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by imymegallery | 2006-06-22 18:45 | お知らせ
こっそりこんなところに絵が載っている。
昨日は久しぶりに植物園へ行って、ウツボカズラの絵を描いていました。食虫植物の不気味さは
いつ見ても私の心をとらえて離しません(ちょっと大げさ……)。昨日は最高気温が高かったので、
植物園の温室は出入口を開けっ放しにしてました。さらに熱帯高山植物の部屋では冷房がきい
てる始末。空調も大変です。

そのあと植物園の最寄り駅のショッピングセンターにてサンダルを買いました。なかなかこれと
いうのを見つけるのは難しかったですがフロア中探し回ってやっと気に入ったのを買いました。
よし、これで夏のおしゃれアイテムの1つが決まりました。あとはTシャツと短パンと麦わら帽だ!
(おっさんやん……)

現在下記URLにひっそりと私の絵が載っています。
http://www.artperiscope.com/index.php?page=competition&show=qualified&next=136
ほかの作家さんと比べると下手さが際立ちますが、この"dress up"シリーズは実は他の
公募に出そうかと思ったら間に合わなかったのでこっちに応募した、ってなもんで、今回の
はやっつけ仕事です。だから私以外の皆さんはとても素敵な絵で、見習わなければならな
いなあと思いました。
"dress up"は要するに着飾るということだけれどもこの絵の場合は「身体を何で包み込む」
か、というのがテーマ。しかし、服には出来ないものを考えたい。シリーズであと数枚
描く予定です。

他にもシリーズで描きたいものはいっぱいあります。あー、ブログ書いている暇が
あったら絵を描きたい!
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by imymegallery | 2006-06-17 23:28 | お絵描き
「今日の日本美術・モナコフェスティバル2006」出品のお知らせ
私が出品いたします上記のイベントにつきまして
日程がわかりましたのでお知らせいたします。

「今日の日本美術・モナコフェスティバル2006」
日時:2006年7月21日(金)~23日(日)
場所:Grimaldi Forum (MONACO)

下の画像はDMの切れ端です(笑)
f0033442_931917.jpg


さすがに私はそこまでお金がないので現地には行けませんが、
現地近辺に在住の方、また夏休みの海外旅行などで現地近辺に
行かれる方は是非お立ち寄りください。
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by imymegallery | 2006-06-12 09:04 | お知らせ
現在PC用サイトの閲覧に不具合が生じています。
現在、本家PC用サイト、I my me gallery for PCがアドレス転送の問題により閲覧に不具合が
生じております。
しばらくの間、こちらからご覧ください。
いつもご覧の皆様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
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by imymegallery | 2006-06-08 07:40 | お知らせ
いのちがよみがえった
 昨日までの数日間、晴れていて木々の新緑がまぶしかったので、自宅の近くやら
遠くやらへ出かけて新緑を愛でてきた。日曜日には神戸まで出かけてハイキング
をした。

 地下鉄県庁前駅を降りて坂道を登ればほどなく諏訪山公園に着き、ここから
ほとんど上りのルートで再度山を目指した。そのルートの大部分は太陽の光を
いっぱいに浴びた木々と、地味だが可憐な花を咲かせる草で出来ている明るい
森だった。そしてところどころに神戸市街の眺めがよいスポットがあった。錨山、
市章山、堂徳山、大龍寺、そして再度山と、いくつもの山頂に着くたびに疲れて
休憩していたが、そのたびに美しい緑が私の歩みを助けてくれた。再度山を
降りれば、ゴールの再度公園。ここのレストハウスの2階でご飯を食べながら、
じっと大きな池を眺めていた。

山や川、池や湖、そしてそこに生えている木や草花。
彼ら(彼女ら)はどんなときでも私に微笑みかけ、日常を生きる苦しみにあって
助けてくれる。多くのいのちを与えてくれる。

 そして、数は少ないけれども私の苦しみに誠実に向き合ってくれる人たち。
私はその人たちのおかげで、ようやくいのちを蘇らせることができた。
まだ危ない綱渡りをしている状態だけれども、その人たちにはいつも感謝して
いる。
私は非力な人間だけれども、わずかに出来ることだけでも、お礼がしたい。
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by imymegallery | 2006-06-06 19:14 | お出かけ
朝の光に輝くビル
 昨日、久しぶりに朝5時に起きてしまい、しかも
さほど眠くもなかったので朝食を食べようと思ったところ
食べるものがなかったのでコンビニへ行こうと外に出た。
すると途中にあるビルに朝の日光が反射し、灰色のビルが
赤レンガで出来ているのかと見まがうほど美しく照らされて
いた。
 そして色々角度を変えて見ると、窓の中に朝日が映りこんで
ますます不思議な光景を作り出していた。

 私はあわててカメラを取りに帰り、再び外に出てその光景を
撮ろうと思ったのだが、その間約10分くらい経過してしまうと、
先ほど目を奪われた光景は思い通りに撮れなかった。あちこち
立ち位置を変えてみたのだが、太陽が昇ってしまって窓に映り
こまなくなった。

チャンスをものにするのはかくも難しいことなのである。
そして、私は人生の中でチャンスをかなり逃がしたような気がする。
でもチャンスをものにしたこともあるような気がするので、その時の
ことをよく思い出して、記憶しておきたいと思う。

成功体験を持つことは、異常に自信を喪失しがちな自分には
大切なことだ。
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by imymegallery | 2006-06-02 23:08 | 日常生活の一部