★Information
※頻繁に変更されますので、まめにチェックしてくださいね!

<   2007年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧
眠くてたまらん。大丈夫かな……
 ここ数日、日中眠くてたまらず、今日はとうとう昼食後いつの間にか寝てしまってました。
それでもまだ眠くて、食欲もあまりなく、少し寒いなあと思ったら微熱がありました。
風邪をひいたようです。

 というわけで28日の京都会館手づくりアートギャラリーは予告無く欠席するかも
しれません。その時は風邪で寝ていると思ってください。すみません。
ほんとは出たいんですけど。

今日は早く寝ます。 
[PR]
by imymegallery | 2007-10-26 19:13 | その他
「天体と宇宙の美学」展(滋賀県立近代美術館)その2……講演会「天体の図像学」
 私が「天体と宇宙の美学」展に行った日は「天体の図像学」と題する講演会があった
(講師:藤田治彦・大阪大学大学院文学研究科教授)。西洋における美術作品において、
天体、特に太陽と月の描き方においてある特徴が見出されるということがこの講演の
テーマである。以下、主な内容をつらつらと書き留めておく。

------------------------------------------------------------------------------

・パルテノン神殿の東破風(現在はほとんど原型をとどめない)は、南端に太陽神ヘリオス
 の戦車の彫刻、北端に月の女神セレネと馬の彫刻が配され、破風の底辺はオケアノス、
 つまり海である。これは朝になると太陽が海面から姿を現すということを表現している。
 そしてそれと対をなすものとして月がある。豊かな想像力による、宇宙の壮大な表現で
 ある。

・具体的なキリスト磔刑像は、はじめからあったわけではない。ナポリ大聖堂内の洗礼堂
 の天井モザイク画は、キリストのモノグラム(キリストのギリシャ語綴り
 ΧΡΙΣΤΟΣ)の最初の2文字ΧΡを組み合わせたものである(これが十字架にも見
 えなくもない)そして左右にΑとωを配し、ヨハネの黙示録の「私はアルファであり、
 オメガである。はじめであり、終わりである。」を表している。

・また、サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂のモザイクは金色の十字架の交差点に
 キリストの顔が小さく描かれている。

・「天の聖壇」をテーマとした造形の例として、フランス・メッスのクールドール美術館
 所蔵の、メッスの教会の天井の要石(かなめいし)彫刻。要石のひとつには巫女とアウ
 グストゥス帝が描かれ、もうひとつには聖母子が描かれている。聖母は「黙示録の女」
 の特徴も備えた描写がされている。その描写とは、太陽の衣をまとい、その衣の裾で
 三日月を踏んでいる、というもの。

・ランブール兄弟によって創られた「美しき時祷書」にも「天の聖壇」の挿絵がある。
 上の例と同様のモチーフが描かれている。文字と挿絵、装飾のデザイン、レイアウトが
 優れている。

・また、ランブール兄弟と同時期の画家による「ブシコー元帥の時祷書」の中の「聖母
 の前で祈る元帥夫妻」も同じテーマ。ただしこの絵では「巫女とアウグストゥス帝」の
 代わりに元帥夫妻が描かれている。それからランブール兄弟は代表作「ペリー公の
 いとも豪華なる時祷書」で巫女とアウグストゥス帝を別画面にした3画面による
 「天の聖壇」の組絵を描いている。

・キリストの磔刑像が具体的に描かれるようになると、そこにも、十字架の左側に
 不気味な光を放つ太陽が、右に黒い月が描かれるようになった。太陽の出現の根拠は
 福音書の、正午から三時まで全地が暗くなったという記述に求められるが、月に
 関する記述はないので、太陽と月を並べて描く、あるいは両天体を対照的に配置する
 キリスト教以前からの造形の伝統などの理由の方が大きいかもしれない。

・ランブール兄弟の月暦画、12か月の風俗を描いたものであるが、太陽を渦巻き、回る
 ものとして表現している。これはケルト的な表現で、この絵はギリシャ・ローマの
 絵画表現とケルトの装飾表現を併用したもの。

・フランドル絵画は、西洋美術史上例に見ない絵画技法と様式の進化を遂げたといえる。
 中でもヤン・ヴァン・エイクは、キリストの磔刑場面の描き方に特徴がある。彼は
 そこに太陽と月を同時に描くというそれまでの形式をとらず、白昼の磔刑の場面を、
 福音書の記述を詳細に至るまで視覚化した。しかしながら、画面の左に太陽、右に月
 という形式を、太陽が画面の外、左側に輝いていることを暗示し、右側に白昼の淡い
 月を描くことで表現している。

・17世紀初頭のアダム・エルツハイマーの作品「エジプトへの逃避」。夜の風景を描いた
 ものであるが、星座、天の川など、天空を細密に表現している。
 さらにクロード・ロランはそれまでの形式を脱し、太陽を中央に置いた風景画を描いた。

・同じく17世紀、ルドヴィコ・チーゴリはサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂パオリーナ
 礼拝堂の「無原罪の御宿り」の聖母の足下に、クレーターで覆われた月を描いた。
 チーゴリはガリレオ・ガリレイの友人で、望遠鏡で観察した月という科学的表現と
 宗教的表現を混在させた。

------------------------------------------------------------------------------
 図版など詳細は「天体の図像学」(藤田治彦 著、八坂書房)をご覧ください。
(こちらに説明は書ききれないので。すみませんです)
[PR]
by imymegallery | 2007-10-16 23:02 | 展覧会の感想
ネタばれ注意「天体と宇宙の美学」展(滋賀県立近代美術館)その1
 昨日、滋賀県立近代美術館で「天体と宇宙の美学」展を鑑賞しましたので
感想を書きます。この展覧会は2007年11月18日(日)まで開催中です。いま
詳しい内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。









------------------------------------------------------------------
 芸術の秋は、一応芸術みたいなこともやっている私にとっては超多忙な
時期なのである。特にこの秋は東京での個展の準備のため、行きたい展覧会
も絞らなくてはならない、どこに行こうかとネットで調べていたら、この
展覧会の情報を見つけた。「天体と宇宙の美学」。私は最近、皆既月食を
見るなどして、宇宙やその中に浮かぶ天体の姿にとても心ひかれていたので、
迷わず行くことを決めた。

 この展覧会は「第1章 物語の中に描かれた天体」「第2章 太陽と月」
「第3章 天文学と占星術」「第4章 星空と宇宙の旅」の4つのテーマ
から構成され、作品が展示されていた。

             ・             ・             ・

 第1章の、J.J.グランヴィルの「彗星の大旅行」、エドワード・コーリー・
バーン=ジョーンズの「フラワー・ブック」の一連の作品は、その魅力的な
ファンタジーの世界に胸がときめくような感覚を覚えた。また、15世紀末の
アルブレヒト・デューラーのヨハネ黙示録を題材にした作品は、後述する
聖書の特徴的な世界観を描いている。

 第2章では、太陽や月が描かれた作品が展示されていた。その表現は様々で
あるが、太陽や月にこめた思いが強く感じられる作品が気に入った。具体的に
挙げてみる。高島野十郎「林辺太陽」の写実をつき詰めた末の画面中央から
放たれる崇高さ。浅野弥衛「Work 22」の軽妙洒脱、鶴岡政男「静かなる夜(山と
月と湖)」の黒く二重に見える月とぐにゃぐにゃした物体による不気味な世界、
高間惣七「月」の生き生きとした描写、鴨居玲「月に飛びつく男」の深い闇、
萩原英雄「道化師 No.8」の遊び心、深沢幸雄「月のマークのTシャツ」の美しい
色彩、高橋義治「春の夜の鳥」のカラフルで温かみのある色彩。
 あと、この章で特記しておきたいこととしては、
・太陽が月と重なり合う日食(日蝕)は、太陽と月の婚姻とみなされ、それは男性
 原理(太陽)と女性原理(月)の結合から万物が生じるという錬金術の思想を暗示
 していること。
・月は夢幻の世界、妖しい魔力、癒しなど実に多彩な表情を見せているが、いず
 れにしても多くの画家が不思議な魅力にひかれて描いていることは確かだ。
・大正3~4(1914~1915)年にかけて、恩地孝四郎、田中恭吉、藤森静雄によって
 作られた版画と詩の雑誌「月映」は、版画の味わいを生かした、是非手に取り
 たくなるような雑誌である。彼らの作品の中では、恩地孝四郎「ただよへるもの」
 の幾何学的なシャープさが印象に残った。

 第3章からの作品群からは、黄道十二宮に代表される占星術のイメージの豊かさ
とそれが芸術家に与えた影響の大きさがうかがえる。しかし昔は天文学と占星術が
密接に結びついていたからか、わりと理知的な印象を与える作品が多かった。
ジョセフ・コーネル「陽の出と陽の入りの時刻、昼と夜の長さを測る目盛り尺(メモ
レンマ)」、長谷川潔「幾何円錐型と宇宙方程式」、深沢幸雄「天空を計る」、柄澤齊
「星盗り」はその顕著な例である。

 第4章は惑星や銀河、星雲、流れ星などを描いた作品が展示されていた。この中にも
駒井哲郎「CONSTELLATION I」やスタンリー・ウィリアム・ヘイター「ブラックホール」、
吹田文明「星を抱くC」「白鳥座」、日和崎尊夫「小さな宇宙」、柄澤齊「洪水C」など、
宇宙の神秘に取りつかれたかの様な、そして私もそれらの作品に取りつかれてしまい
そうな作品が並んでいた。一方で、野村仁や金山明といった作家は、実際の天体観測から
作品を生み出していて興味深かった。

             ・             ・             ・

 近年では科学技術の進歩によって、宇宙の姿が少しずつ解明されているが、それでも
謎は多いし、また例え解明されたとしても宇宙の神秘性、美しさはいささかも減ること
はないと思う。私も宇宙をテーマにした作品を創りたいと思う。それは具体的な天体や
天文現象だけではなく、私が想像する宇宙、宇宙を構築することでもある。
 最後に、今回の展示で私が興味深いと思ったことは、版画技法による作品が多かった
ことである。特に木口木版の作品は、なかなかお目にかかれないだけにその美しさに
惚れ惚れした。私も木口木版の技術を習得して、作品を創りたいと思った。
[PR]
by imymegallery | 2007-10-15 23:15 | 展覧会の感想
ご来場御礼&折鶴会館
 京都アートフリーマーケット 2007秋はおかげ様で3日間の
会期を終えまして無事終了いたしました。作品搬入時から早速
疲れてきて、初日の展示、販売、主催者や作家の皆さんとの
交流会を終えた時にはもう過労気味でどうなることかと思い
ましたが、沢山のお客様にお越しいただき貴重なひとときを
過ごすことができました。
 ご来場の皆様、そして日頃からI my me galleryを応援して
くれている皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

f0033442_21194143.jpg
f0033442_21202627.jpgf0033442_21203692.jpg


 上の3枚の画像ですが、左端の画像は3月の京都の個展に出品し、
今回も再出品して、沢山のご好評をいただきました「折鶴会館」の
絵です。そして今日、打ち上げ(?)の意味も込めて折鶴会館へ行って
きました。右2枚の画像は折鶴会館の写真です。この建物は阪急
西院駅のすぐそばにある飲み屋集合ビルです。立ち呑み・ホルモン焼の
店「藤」でホルモンを焼いて食べました。安いし美味しいし、とても
庶民的なところです。
[PR]
by imymegallery | 2007-10-09 21:11 | お知らせ
再度告知です。10/6、7、8は文博へGO!
●京都アートフリーマーケット 2007秋
日時:2007/10/6(土)~10/8(月・祝) いずれも11:00~17:30
場所:京都文化博物館・NTT西日本京都支店・河合塾京都校
I my me galleryを含む103作家が出展する秋の一大アート
イベントです。私は初参加ですが、いつも手づくり市などに
出展している作家さんで今回も出展する方もおられるようなので、
楽しくやりたいと思っています。
詳細はこちら

なお私の出展ブースですが、京都文化博物館会場の中庭、F15ブースです。
詳しい案内図がみたいという人は上記URL内のリンク

リーフレット表面( PDFファイル ,1MB)
リーフレット裏面( PDFファイル ,1MB)

を開くとご覧になれます。ただし、Adobe Acrobat ReaderなどのPDFファイルを
閲覧できるソフトが必要です。なおファイルサイズが大きいので、ネット接続の
スピードが遅い環境の方は(ブラウザがIEの場合)右クリック→対象をファイルに
保存、でダウンロードしてからご覧ください。

いま最終の準備をしており、夕方に搬入に行きます。
皆様のお越しをお待ちしております。
[PR]
by imymegallery | 2007-10-05 10:41 | お知らせ